ふくしまこども新聞は、福島県中地区(郡山市、須賀川市、田村市、三春町、小野町、鏡石町、天栄村、古殿町、平田村、石川町、浅川町、玉川村、本宮市、大玉村)の
小学校と郡山市内の私立幼稚園を中心に毎月6万部発行しています。

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「特集 体づくりレポ〜ト」

2006年09月号

2つの小学校の取り組みには、体づくりのヒントがありました。


 

走る・カラダづくり 郡山市立桑野小学校

平成16・17年度、テレビ朝日「小学生クラス対抗30人31脚」に参加し、初出場の全国大会では準優勝に輝いた桑野小学校。
当時の担任である織田島先生が、子どもたちの意志ではじめた挑戦についてお話をしてくれました。

やる気が体力をのばした 快走、30人31脚!!

「『30人31脚』に出場するきっかけは、3〜4人の子どもたちが、テレビCMの募集告知に興味をもったことでした。私が『クラス対抗だから、みんなの同意が必要だよ』と言うと、後日クラス全員で『やらせてください』と言ってきたんです。その言葉を最後まで忘れずに協力して練習することをみんなで約束しました。」
秋に開かれる県大会と全国大会を目前にひかえた7月、昼休みと夏休みを使った練習がはじまりました。大人数で取り組む分、走りが得意な子と苦手な子の差をうめることや、2人3脚から徐々に組む人数を増やし30人31脚につなげることなど、問題は山積みだったそうです。しかし、少しずつ解決していけたのも、友だちと一緒だったから。「自分たちの意志ではじめたという思いからでしょう。休みがちな子を練習に誘ったり、転んだ時も励ましあいながら取り組んでいました。最終的には、走りが苦手な子も“50m8秒台”を出すまでになったんです。」
全国大会までの短いようで長い道のりを、先生や友だちとの約束通り、足をひもでつなぎ、肩を組み乗り越えてきた子どもたち。
“やってみたい”という興味は努力する力となり達成感と走力を得ることにつながったようです。

 

 


 

泳ぐ・カラダづくり 小野町立夏井第二小学校

運動が好きな子は、体を動かす楽しさを知っている子なのかもしれません。
小野町立夏井第二小学校では、なんと小学校1年生から6年生の33人が、シンクロナイズドスイミングにチャレンジ。
水泳が得意ではない子も楽しんで取り組める理由とは?

水が好きになる、泳げるようになる 33人のウォーターキッズ!

“小学生がシンクロにチャレンジする”というユニークな発想のヒントは、話題になった高校生のシンクロだったそうです。夏井二小では、取り組みはじめて4度目の夏をむかえています。
水泳は、浮力がはたらくため、体への無理な負担をかけることがありません。また、全身運動なので、基礎体力を身につけるのにもってこい。成長期はもちろん、運動が苦手な子にもぴったりのスポーツです。シンクロは、そこに音楽にあわせて体を動かすという楽しみが加わります。
水泳が苦手な子も、リズムやかけ声と一緒に泳ぐシンクロなら、水への抵抗がやわらぐうえ、はずかしがらずに自分を表現できるようになっていきます。指導の鈴木先生は、「練習前は水に顔をつけられなかった子が、たった1年で25mを泳ぐまでに成長したんです」と話します。プールサイドでの元気いっぱいのダンスや、ビート板やメガホンなどを使った水中でのイキイキとした演技は、毎年秋に開かれる校内水泳大会で披露しています。


▲先生や子どもたちは、曲やふりつけのアイデアを出しあった後、何度もアレンジを加えて演目を完成させていくそうです。「子どもたちにとって最高の夏の思い出だと思います」と、指導の石井先生、鈴木先生、冨田先生。

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