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学校訪問Vol.7 「三春町立御木沢小学校」
2006年11月号

考えて、動いて、はぐくむ自主性と、相手を思う心。
ゼツケンのない小学校
御木沢小には、125人の子どもたちが通っています。
休み時間になると、300mものトラックがある校庭に子どもたちがいっせいにかけだし、元気に遊びまわっています。
写真のとおり、全員が名札もゼッケンも付けていません。
「防犯上名札のない学校が増えていますが、ここでは友だちづくりが目的です」と教頭先生が話すとおり、相手の名前を聞くことから学年の枠をこえたつながりが生まれているようです。
それを、さらに深めるのがたて割りで行う『ふれあいめぐり』です。
交流をふかめる大冒険
フィッシングやクラフト、ガラス細工作り、ぶどう狩り、プラネタリウム観賞|。『ふれあいめぐり』は、6年生が県内にあるいくつかの体験学習施設をピックアップし、下級生に提案。下級生は、参加したいコースを選び、異学年の友だちとともに小旅行をするものです。
通常の遠足とは異なり、この活動は子どもたちが主体です。施設にといあわせ、移動手段や電車の時刻を決め、見学・体験をしてからお礼の手紙を出すまで自分たちで行います。見学を断られても、仲間と相談しあって解決したこともあったそうです。
「子どもたちにとって『ふれあいめぐり』は大冒険です。移動先では、6年生がリーダーとなり、下級生のめんどうを見ます。電車やバスにのりおくれることなく学校に戻ってきた時の子どもたちは、ひと回り成長したように見えます」。計画を実行に移し、達成させることはかんたんではありません。名札のない生活から生まれる子どもたち同士のきずなは、『ふれあいめぐり』を通してさらに深まっています。




