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ふるさとを学ぶ 開成館編 郡山のいま・むかし
2006年11月号

120年前のチャレンジが、今の郡山をつくった。
郡山は、33万人が生活する県内1の商業都市です。しかし、約120年前は人口4000人ほどの小さな宿場町でした。郡山が発展したきっかけは、明治9年に政府の第一号事業としてはじめられた『安積開拓』。
その事業の拠点が開成館でした。


▲明治天皇が宿泊した行在所や、開成館が市営住宅だったころに住んでいた久米正雄の部屋なども再現されています。希望をすれば、ボランティアガイドが館内を案内してくれますよ!
開成館は、安積開拓の中心だった福島県開拓掛の事務所が置かれた建物でした。開拓後は、郡役所や県立農学校などに使われ、昭和43年に安積開拓にまつわる資料の展示施設として開館しました。館内には、当時の人々の生活道具や、開拓に使われた農具など約1000点が展示されています。
今の郡山の土台を作った安積開拓。 この事業の父と呼ばれた中條政恒は“開成”の名付け親でもあります。彼のモットーである「開物成務(誰も成しえていないことにチャレンジし、その思いを叶える)」からとったものです。荒れ地に住む人々に希望を与えた、事業の根っこにあったものはチャレンジ精神。先人の努力に感謝したいですね。
水が人を呼ぶ 安積開拓って?
安積原野の開拓のことです。
やせた土地をうるおし、作物を収穫できるよう、土地を切り開く大規模な工事と、猪苗代湖から郡山まで水を引く安積疎水の工事が行われました。完成後は地域の農業はもちろん工業も発展。
人口も急激にふえ、商業都市・郡山の基礎ができました。

●問い合わせ
住所/郡山市開成3丁目3ー7
電話番号/024ー923ー2157開館時間/10時〜17時(入館は16時30分まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始



