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星のふしぎと人のくらし。
2010年03月号
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冬は星の観察にぴったりの季節。 |
月や太陽から生まれたカレンダー。
人は、むかしから星をくらしのあらゆる場面に取り入れてきました。その代表的なものが“こよみ”。今は太陽暦といって、地球が太陽の周りをまわる365日の周期を1年としたこよみが作られています。しかし少し前までは、月の満ち欠けの周期を1ヵ月とした太陰暦(旧暦)をもとにしていました。月は位置や形の変化がわかりやすい上、潮のみちひきに影響をあたえるので、漁業や農業をいとなむ人たちは仕事のめやすをつける大事な印だったのです。イギリスにストーンヘンジという、巨大な岩石が並べられた遺跡には、月の位置や形を観察し、くらしの目安にさだめた場所という説があります。
宇宙では毎日が天体ショー。
2009年は、月が太陽の光をおおう皆既日食が話題になりました。宇宙には無数の星があり、それらは私たちが毎日生活するように何かしらの天体現象をおこしています。「夏はこの星座が見える」というように、季節で見える星座は変わりますが、それは急に星が姿をあらわしているのではなく、その星座がある方向に地球が向いている時期なのです。
たとえば、7・8月にはペルセウス座※流星群、11月にはしし座流星群、12月にはふたご座流星群が見られます。これらは毎年見られる三大流星群ですが、なぜ同じ時期に見えるのでしょう。それは地球が太陽を※公転しているのに対して、彗星は太陽系の※軌道を縦断するからです。
また七夕の日に天の川が見えるといいますが、天の川は空に年中あります。ただ光が弱いため、決まった時期の、観察に適した気候でないと見られません。
いまだに宇宙の全体像は解明されていませんが、古代から星はわたしたちのくらしの中にあったんですね。
※公転・・・天体がほかの天体のまわりを一定の期間でまわること。ここでは地球が太陽のまわりをまわっていることをさします。
※軌道・・・天体がとおる道。ここでは彗星がとおる道をさします。


宇宙のしくみ 星のしゅるい


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