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特集
- ●未来のふくしまづくり「これからの農業」(2012年04月号)
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- ●エネルギーを知る・まなぶ・えらぶ。(2012年02月号)
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- ●お父さん・お母さんとこころケア、考えよう!(2011年12月号)
特集 音を楽しむ。
2007年01月号
形はないけれど、心に深く入り込み、感情を動かす音の魅力。
音楽はこころの栄養。
お話/三瓶 典子先生(音楽教室講師)
音楽にふれて、気持ちが高まったり、ゆさぶられたりした経験はありませんか?それは、音楽を聞いたり、演奏したりすると、音楽脳といわれる右脳がはたらき、感受性や創造力を活性化させるからなんです。音楽は、周囲の人への気配りや、四季の変化に気付くなど、“感じる心”をゆたかにしてくれます。
学校で、合唱や合奏に親しむ子も多いでしょう。練習中の努力は忍耐力を、達成した時のよろこびは向上心を育みます。また、上級生になると、お気に入りの音楽をみつける子も少なくありません。曲はもちろん、それを作ったり演奏したりする人のスタイルや考え方に興味をもって、自分の目標にすることもあれば、将来を変えることだってある。音楽との出会いは、生き方にとても影響するのではないでしょうか。子どもたちには、物事を素直に吸収する力がそなわっています。音楽も食べ物と同じように、かたよることなく幅広いジャンルに親しんでほしい。だって、音楽は心の栄養なんですから。
バンブーオーケストラにチャレンジ
耳をすましてみましょう。風や雨の音、動物の鳴き声、車の走る音など、様々な音が身の回りにあふれています。
今回キッズたんけん隊が挑戦したのは、バンブーオーケストラ。
身近にある竹を使って楽器を作り、演奏するまでを、うつくしまバンブーオーケストラのみなさんに指導してもらいました。
バンブーオーケストラって?
強くしなやかな竹は、家の垣根に用いられるなど、昔の日本人の暮らしに欠かせないものでした。竹の音は、木琴のようにやさしくて、やわらか。バンブーオーケストラは、竹で楽器を作り、みんなで演奏して、ハーモニーを楽しむものです。
うつくしまバンブーオーケストラ佐藤さん
「竹楽器をつくって演奏しよう」マウイマリンバをつくる・演奏する
今回の「竹楽器をつくって演奏しよう」では、“レ・ミ・ソ・ラ”の中のどれか一音を、一人ずつ竹で作り、ハンドベルの演奏のように音をつないで合奏しました。
1)竹を選ぶ
使う竹は、県内に自生する“もうそう竹”“真竹”で、音の響きの良さが特長です。木琴や鉄琴と同じで、長い竹は低い音、短い竹は高い音が出ます。

2)竹で音を作る
のこぎり、軍手、台を受け取り、自分が担当する音を出せるよう少しずつカットしていきます。厚みのある竹は、固さがあり、かんたんに切ることができません。お父さんやお母さんに協力してもらいながら切りました。

3)音をチューニング
竹をバチでたたきながら、音が合っているかをチューナーで確認!「あと3ミリ切ってみよう」。なかなか音が合わずに苦戦する子も。

▲竹は生き物。気温や湿度によって音が変化したり、乾燥して割れてしまうこともあります。楽器を作る時だけでなく、演奏する時も状態を確認してから演奏しています。
4)音をならす
ハンドベルのように音階に分かれて演奏します。曲は、『夕焼け小焼け』、『むすんでひらいて』の2曲。初体験にも関わらず、少しの練習でコツをつかみました。


5)ミニ演奏会を開催
参加した子どもたち11人と、バンブーオーケストラのスタッフ4人のソプラノ・アルトマリンバ、尺八を加えて、合同ミニ演奏会を開催。お父さんやお母さんに曲を披露しました。
▼その後は、バンブーオーケストラのスタッフが、冬にぴったりの曲を演奏してくれました。竹のやわらかい音が、みんなの心をほっと温めてくれました。

▼参加したキッズたんけん隊の感想です。みんなどんなことを感じたんでしょう?







アンサンブルは、カレーライス!? 郡山市立安子島小学校

安子島小の合奏部は、TBC子ども音楽コンクールで4年連続東北大会に出場。2年前には、東北代表校として全国大会に出場するなど、輝かしい実績を残しています。指導する添田先生は同部出身。

「当時の先生が東北大会に連れて行ってくれたように、今の子どもたちにも貴重な経験をさせたい」と、自らタクトをふっています。
しかし、音楽が得意な子だけが入部したり、オーケストラを編成するようなほかの上位入賞校にくらべると、恵まれた環境とはいえないそうです。「児童数が少ないので、楽譜が読めなくても4年生以上は必ず全員参加です。楽器は、どの学校でもおなじみのアコーディオンや木琴、鉄琴、大・小太鼓ばかり。大舞台に立てたことを、正直私が驚いているくらいです」。他校とハンディがある中で、なぜコンクールを勝ち進むことができたのでしょうか。
「与えられた条件の中で努力し、おもしろみを見出し、自分たちらしい音を奏でる大切さを子どもたち自身が理解しているからだと思います。 私は、子どもたちに音楽をカレーライスにたとえて話すんです。『材料を温め、煮立て、ルーを入れればカレーはできる。でも、それだけではどれも同じ味になってしまうから、独自の味つけをして、家族においしく食べてもらおう』って。これからも、聞く人の心に響く、安子島小合奏部ならではの演奏をしていきたいです」。





