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「特集 チャレンジする夏」家庭でチャレンジ
2006年08月号
郡山市教育委員会生涯学習課 郡山市社会教育指導員
加茂 稔さん
私がある小学校で、クラスを担任していた時の話です。お父さん・お母さんの実家が遠方にある家庭が多かったので、「でかける時には、子どもたちに電車の時刻表を渡してください」と言いました。親が遠出の計画をたてる時に、あえて子どももまじえて話し合うんです。当日は、子どもの判断にまかせて、お父さん・お母さんはなるべく口を出さずに見守ってください。『待つこと』で、子ども自身が主体となり、自主性や責任感を身につけることができます。
みなさんは、なぜ“夏休み”が長いのかわかりますか?理由の一つは、厳しい暑さから子どもたちの健康を守るため。もう一つは、休みにしかできない体験をするためです。自分で立てた計画を実行することや、家庭や社会の一員として社会経験をすること、自然や学問にふれ知識を深めることなど、みなさんにたくさんのチャレンジをしてほしいと思っています。
学校がないと、つい夜更かしや寝坊をしてしまいがちです。しかし、その生活に慣れてしまい、休み明けに不登校になってしまう子も中には見られます。夏休みの生活の基本も、登校日と変わらず、『早寝・早起き・朝ごはん』を続けましょう。いつも学校で勉強している時間に、家の手伝いをしたり、動植物にふれたり、社会の出来事に耳をかたむけたりしてはいかがでしょう。生活リズムを崩さずに、夏休みの収穫が得られます。
子どもたちに期待することは、夏休み後に誰一人欠けることなく登校してくれることです。お父さん・お母さんのサポートによって成長したたくましい姿を、先生やクラスメイトに見せてくださいね。
●加茂先生夏休みの五ヶ条
一、自分の立てた計画を実行しましょう。
ニ、通常、登校している時間を有効活用しましょう。
三、「早寝・早起き・朝ごはん」はいつも通り実践しましょう。
四、旅行などの計画は子どもにまかせましょう。
五、お父さん・お母さんはサポートに徹しましょう。



